一筆書き切符の旅(新潟・福島編) (part6)



 静かになった車内で、日本海の海を静かに眺めます。
 しばらくすると、日本海とお別れとなり、平野部へと入っていきます。
 庄内平野となり、平坦となった道を「きらきらうえつ」は、速度を上げて走り始めます。

車窓には、田んぼが一面に広がり始め、遠方には、山が綺麗に見えていました。
 12時24分、鶴岡(つるおか)駅に到着しました。

ここで、5分間停車となり、数少ない乗客たちが記念撮影をしておりました。
 最後の停車駅、余目(あまるめ)駅を過ぎ、いよいよラスト区間となりました。

すると、徐々に天気のほうも回復してきました。
 わたくしは、ガラガラになっていることをいい事に、このように前の座席を転換して、足を投げ出して、過ごしていました。
 いよいよ最上川に差し掛かってきました。

ここは、2005年12月末、最上川橋梁付近で脱線・転落事故が起こったのは、記憶にあるでしょうか?

この事故現場を通過しています。
 最上川橋梁、このあたりは、徐行して通過します。

 そして、12時51分、終点の酒田(さかた)駅に到着しました。


 酒田駅のホームには、大きな仔獅子がありました。
 酒田駅を出て、るんるんバスに乗って、観光することにしました。

るんるんバス、画像には載っていないですが、車椅子も利用できるような、リフトバスでした。
 るんるんバスで約10分、このようなところへ着きました。
 酒田で、観光するスポットの一つである、山居(さんきょ)倉庫です。
 まずは、外をウロウロしていると、こちらの木製の船を発見。
 物資を運ぶために、使われていた船で、最上川を上って、上流付近まで運んでいたようです。
 倉庫群も、このように並んでいると綺麗に見えます。

半分くらいは、本当に倉庫に使われているようでした。
 さらに奥へ進むと、橋を発見しました。
 山居橋です。

木製で作られているのですが、新しく作り変えたという感じでした。
 そして、山居橋の前にある、庄内米歴史資料館へ入ることにしました。
 倉庫の1棟が、資料館となっております。
早速、入場料を払って、入りました。




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